アラサー必見!サターンリターンの驚異

f:id:kabatamu07:20220403035252p:plain

サターンリターンとは

日本においては、科学的な根拠は確かではないものの古来から厄年があるものとして人々に信じられてきました。いっぽうで、西洋占星術にも、私たちに降りかかる厄年というものが存在するのはご存知でしょうか。サターンリターン
これは、土星が太陽の通り道である黄道を360°1周しもとの位置に戻ってくる現象を意味し、土星回帰とも呼ばれています。つまり占星術においては、私たちが生まれた瞬間に土星が位置していた場所に約29年かけて再び戻ってくる現象をサターンリターンと呼びます。
今この時点で身に覚えのある人も、これから迎える人にも、過ぎた人にも、西洋占星術において解明されている“サターンリターン”という土星回帰に隠された秘密に迫り、人生における自身の弱点や課題を暴き出しコンプレックスと向き合うことで、より良い人生の歩み方のヒントになればと思い、この記事を綴ってみました。
西洋占星術では、宇宙の中心は地球であり、地球の周りと天体が回っているという「天動説」をもとに、天体配置図(ホロスコープ)を利用した星読みを行います。太陽は、1年かけて黄道を1周しますが、土星は29年という長い歳月をかけて黄道を1周します。これをサターンリターンと呼び、生まれた時の土星の位置に近づくにつれ、じわりじわりと何かに追い込まれていくような感覚を覚えるのです。サターンリターンの影響の受け方には個人差がありますが、ネイタル(出生時)の土星とトランジット(経過図)土星がピタリと重なる瞬間よりも、サターンリターンが訪れる1〜2年前くらいから徐々にそのような感覚を覚えるのです。

土星が重なるだけで何故このような現象が起こるのか??

これは、ネイタル(出生時の天体チャート)上の土星と、トランジット(経過中の天体チャート)上の土星が、織りなす角度が影響しているため。土星同士に限らず、天体同士の織りなす角度をアスペクトと呼び、私たちの「行動パターン」や「経験」など、天体やサイン、ハウスだけでは読み解くことのできない細部をアスペクトを通じて把握することができるのです。アスペクトで天体同士が角度を形成する際、地球から遠い天体は公転周期が遅いため、自我ではコントロールできない大きな力を持っていますが、中でも土星天王星海王星冥王星においては、「社会」や「世代」を表すため、より影響力の強い天体と言われています。
サターンリターンは0°のコンジャクション

土星から与えられる試練と課題

水星、金星、火星、木星が私たち個人や社会性を表す属性が強いのに対し、土星は社会における最外郭のポジションを担っています。土星の天体における年齢域は60歳前後。私たち人間は、社会経験の豊富な天体であるため、私たちが社会に適応し、成功への階段を上り詰めていくために必要な課題やテーマを明確に指し示してくれます。そのため、土星同士が重なるサターンリターンにおいては、29年という歳月を経て私たちが乗り越えるべき課題やテーマを突きつけ、大々的な点検作業が行われるのです。もし、土星が指し示す課題に向き合えれば、努力した人にしか味わえない山頂からの絶景を眺望することができるでしょう。一方で土星から与えられた課題に目を背けてしまうと、たびたび自身のコンプレックスが刺激されるような出来事に悩まされたり、見えない壁に苦しんだり、孤独を感じることが多くなるかもしれません。

サターンリターンはいつやってくる??

地球から遠い天体ほど、私たちが自分でコントロールするができないほど、強力な影響をもたらすと言われているように、土星もその天体のうちの1つであり、月や太陽と比較すると公転周期は非常にゆっくりです。そのため、土星回帰が起こるタイミングは人生において2回あるとされています。

 土星が影響を及ぼす2つの時期 

 

・29歳前後

・58歳前後

土星が人生に及ぼす影響は2回だけ??と思うかもしれません・・・
しかし公転周期の遅い天体ほど私たちの生活にもたらす影響はそれなりに大きいのです。

サターンリターンで与えられる課題やテーマは同じではない??

土星という天体は、メンテナンスの意味合いもあり、過大なものを引き下げ、過少なものを底上げするように、物ごとを平均化させていくような働きかけをしていきます。しかし、サターンリターンにおいては私たちにとって苦手意識を感じるもの=過少であるものにフォーカスし大々的な点検作業を行うため、それぞれに与えられた課題やテーマは異なるのです。


つづきはこちら

こちょうRUNの星読み@らんど🌙

f:id:kabatamu07:20220403035143p:plain

https://uranaihouse.com/?p=258